HIPHOP
HIPHOPは1970年代にHIPHOPの始祖、アフリカ・バンバータによってニューヨークのブルックリン地区から始まった黒人文化です。
ラップ、DJ、ダンス、グラフィティの4つの要素の総称で、その中でもダンスは、ブレイクダンスから始まり、現在のさまざまなストリートダンスのジャンルに別れていきました。
現在のヒップホップダンスは、たくさんの種類があり、形もさまざまで、初めての人には、どれがどこまでがHIPHOPなの?と思っちゃいますよね^^;
簡単に言えば、HIPHOPビートに合わせてステップを中心に踊るダンスってことです。
現在では大きく分けて3つのスタイルがあります。
ニューヨークスタイル
世界に一番浸透しているダンススタイルです。
ステップとボディコントロール(身体のいろんな場所を使って面白く見せる)を中心に、基本であるリズムとノリを大切にし、何でもありの自由なダンススタイルです。
いわゆる、ニュースクールというやつです。
日本では、ダンス協会がこれを基本にしています。
ロサンゼルススタイル
いわゆる日本ではスタイル系と呼ばれるダンス。ジャズダンスの要素も含まれてて、フォルム(型)を中心に見せるスタイル。現在ではPVなどでもよく使われることが多く、ストリートダンスと言うよりは、ダンススタジオを中心として幅広く浸透しているダンスです。最近はこのジャンルの中でもさまざまに分かれてきています。
ヨーロッパスタイル
フランス、ドイツを中心とした、独自の進化を遂げてきたダンススタイル。ニューヨークの影響も受けながら進んできただけあって、自由と個性を特に追求しているスタイルでもあります。有名な世界大会もあり、世界中のダンサーが集まるので、進化し続けているスタイルです。
ニューヨークスタイルとさほど変わりませんが、多人種いる国なので、ノリよりも個人のテクニックを重視し、歌やラップなしの音楽だけで踊ることも多いですね。
こうやって分けていますが、今やいろいろなスタイルがあり、例えばスタイル系がニューヨークにもあったり、その逆もあったりと、本当は分けづらいところです。
個性の分だけスタイルの数もあると言うのが、僕が思う正直なところです。
少し難しいことを言いますと、
文化はどんどん進化していくので、形もさまざまに変わっていきますが、HIPHOPは文化の中に根強いスピリット(精神、思想)があります。
これを持っていたらHIPHOPであり、
本当のHIPHOPというのは、この先もずっと変わらないところです。
わかりやすく言うと、ロックミュージックがそうですよね。
「これがロックだぜ!」とかって、技とかのことを言っているわけじゃないですもんね。
「お前にロックはあるかー!」とかね^^;
ぶっちゃけ言えば、これがHIPHOPだ!と言えば、それはHIPHOPです。
今や日本では学校授業の必須科目として採用されるまでになり、また商業としても目覚ましい発展を遂げています。
STUDIO-CAVEで僕の思う伝えたいHIPHOPダンスとは、自分が生きてるという、自分だけが感じる気持ちをみんなで共有して、カッコよく楽しく躍って魅せよう!
ってとこです(^^)
人の数だけ、HIPHOPがある!
STUDIO-CAVEでは、個性を大切に、楽しくHIPHOPができる環境づくりをしていきます。
もちろん先生たちはこの道のプロクリエイターなので、正真正銘の楽しく愉快な、筋金入りヒップホッパーですよ(笑)
2016年6月 KOU
HOUSE
アメリカ・ニューヨーク発祥のダンスで、四つ打ちと呼ばれるテンポの速いビートに乗って踊るダンスです。
またビートだけでなく、メロディも大切に音を奏でる要素を取り入れ、音楽全体の流れを大切にしているところも特徴です。
ステップを中心に、フロアワーク(床技)も使い、身体全体で一つの音楽を奏でる感覚です。
起源は1980年代、ニューヨークのクラブで、ハウスミュージックに合わせて様々なジャンルのダンサーが、フリースタイルで踊った事が原点と言われています。
その後90年代初頭から日本にも徐々に浸透していきましたが、当初ダンサー以外の一般人に浸透するのには時間が掛かりました。
それは、当時日本人が型にはめた踊りにステータスを感じていた頃で(パラパラだとかもありましたね~)、音楽にのって自由に踊る事が一般的にはあまり無かったというのも理由の一つだと思います。
当時リアルタイムでヒップホップを踊っていた僕も、オリジナルスタイルは認めてもらえない時代でしたから..(^_^;)もちろん逆らってやってましたけどね(笑)
ハウスミュージック、ダンスの普及で、一般的にも音楽を自由に、そして身近な存在になったと言っても過言ではありません。
近年、日本人ダンサーがトップレベルで世界で活躍しているのもあり、かなり注目されているダンスの一つです。
音楽を楽しみたい方にはオススメのダンスジャンルです!
また、最近では有酸素運動の効果も認められ、ダイエットや健康面などからも注目され、老若男女問わず人気のジャンルになってます!
楽しくて技術も上がって健康ならサイコーですね!
2017年10月 KOU